日本でも発売されるSIRIN LABS(シリン・ラブズ)が開発した世界初のブロックチェーンスマホ「FINNEY」の価格から予約情報、凄さやdAppsの普及を急拡大させる理由をまとめてみました。
ブロックチェーンスマホが発売されることで、日本でもdAppsが一般的になってくると思います!
それでは「FINNEY」がどんなスマホなのか説明していきます!
FINNEYとは?
まずFINNEYの読み方は「フィニー」と読みます。
Sirin Labsがブロックチェーン・スマートフォンとして開発したのが「FINNEY」です。
ブロックチェーン技術を使うことで、安全性と利便性を向上させた世界初のスマホとなっています。
今年の11月に日本でも発売予定となっています。
独自に開発したShield OSによってサイバー攻撃対策を備え、取引所を経由せずに仮想通貨を安全に送受金できたりします。
具体的なFINNEYの概要、技術、凄さはあとからまとめてますのでそちらを参考にしてください!
Sirin Labsとは?
Sirin Labの読み方は「シリン・ラボ」と読みます。
スイスのベンチャー企業で、世界一安全で軍用並みの耐久性を備えたスマホ「SOLARIN」を開発した企業として有名です。
▼SOLARIN
Sirin Labの社名の由来はロシア神話の鳥人だそうです。
ロシア神話の鳥人は美しい歌声で人類の調和の象徴でした。
その人類の調和の象徴を今の世界で、ブロックチェーン技術による新しいプラットフォームでもたらしたいという意味が込められたとのことです。
ブロックチェーン技術をより一般的に浸透させるために、次世代のデジタルプラットフォームを構築することを会社のビジョンとしているそうです。
前回記事にしたLINEもSirin Labに続いて欲しいですね!
FINNEYの凄さとは?
FINNEYの凄さは単純にブロックチェーン技術を使った世界初のスマホというだけじゃありません!
とにかく注目の度合いが凄いです!
どれだけ注目されていて凄いのかまとめたので、1つずつ見ていきましょう。
ICO調達額
FINNEYの購入にはSirin Labが発行したトークン「SRN」が必要です。
その「SRN」のクラウドセールが去年12月12日に実地されました。
その時に集まった金額が凄いです!
まずは開始から10時間で$65M(約73億円)の資金が集まりました!
そして開始して23時間で$100M(約110億円)達成!
最終的に$157M(約177億円)もの資金を調達する結果になりました。
これは去年2017年のICOでの資金調達額のランキング4位に入る規模の大きさです。
このことからも世界で注目され期待されているということが分かります。
ちなみに2017年のICO調達額ランキングベスト3はこんな感じです。
1位 Filecoin(約257億円)
2位 Tezos(約232億円)
3位 EOS(約185億円)
FilecoinとEOSはdApps
Tezosはブロックチェーンです。
はい、もう時代はdAppsということです(笑)
上のベスト3に関してもそのうち記事にしたいと思いますが、ほんの少しだけ書いておくことにします。
Filecoin
Filecoinの読み方は「ファイルコイン」と読みます。
Filecoinとは、Protocol Labs社が開発する個人間で余っているストレージの貸し借りができる分散型ストレージネットワークのことです。
Tezos
Tezosの読み方は「テゾス」と読みます。
ビットコインの弱点を克服するために、ハードフォークによらないシステム修正を実現できるよう開発されたブロックチェーン技術のことです。
EOS
EOSの読み方は「イオス」と読みます。
スマートコントラクトを実行できるブロックチェーンを作る、すなわちブロックチェーンにdAppsを構築することができる分散型プラットフォームのことです。
簡略して書くとこんな感じになります。
各々記事にしたいと思っていますが、他にも色々書こうと思ってるネタがたくさんあるのでいつになるか分かりません(汗)
気長に待ってもらえたらと思います(笑)
プロジェクトに参加している著名人
ICOは資金を集めるために著名人をプロジェクトに参加させることで知名度を上げたりします。
それではSirin Labにどんな著名人が参加しているのか見ていきましょう!
Steven Nerayoff(スティーブン・ニラヨフ)氏
イーサリアムの生みの親として有名なのはVitalik Buterin(ヴィタリック・ブテリン)氏です。
そのVitalik Buterin氏と共同でイーサリアムを開発したのが、イーサリアム顧問のSteven Nerayoff氏です。
このSteven Nerayoff氏がSirin Labのアドバイザーとして参画しています。
このことからもSirin Labはイーサリアムと密接な関係があることがうかがえます!
リオネル・メッシ氏
言わずと知れたサッカー界の大スターであるメッシ(Messi)こと、リオネル・アンドレス・メッシ・クッシッティーニ(Lionel Andrés Messi Cuccittini)氏です。
私はサッカーが好きなのですが、現役サッカー選手だけじゃなく、サッカー史上最高の選手だと思っています。
13歳でFCバルセロナに加入して以降、9度のリーガ・エスパニョーラ優勝、4度のUEFAチャンピオンズリーグ優勝を牽引した唯一無二の世界最高の選手です。
ヨーロッパの年間最優秀選手に贈られる賞であるバロンドールを5回も受賞していて、5回のチャンピオンズリーグ得点王と5回のリーガ得点王を獲得と凄すぎます!
そしてなんといっても驚くのが年収!
フォーブスが今年6月に公表した世界のスポーツ選手の年収ランキングの第2位でした。
その額が・・・
1億1100万ドルです!
日本円にして123億円です!!
少し興奮してしまいました(笑)
そんなとにかく凄いリオネル・メッシ氏が、SIRIN LABSのグローバル・ブランド・アンバサダーに就任しています。
すでにCMも撮影済みで、10月頃から本格的に流れる予定だそうです。
その出演のCMメイキング映像がコチラ!
イーサリアムを共同開発したSteven Nerayoff氏や、サッカー界のスーパースターリオネル・メッシ氏がプロジェクトに参加していることからもFINNEYの凄さが伝わると思います!
FINNEYのスペック
今まではFINNEYの外部的な凄さをお伝えしましたが、今度はスマートフォン本来のスペックをまとめました。
もちろんスマホ本体としてもiPhoneやXperiaに負けず劣らないスペックです!
セキュリティ
ブロックチェーン技術を使うことで、安全性と利便性を向上させた世界初のスマホということで、もちろんセキュリティは凄いです。
仮想通貨がハッキングなどによって不正に送金されることを防げるよう「セーフスクリーン」が標準装備されています。
セーフスクリーンとは、ソフトウェアと融合した革新的な高レベルセキュリティを実装したスタンドアロンスクリーンのことです。
このセーフスクリーンのスライド機構は、ユーザーに包括的で高レベルなサイバーセキュリティを提供するとのことです。
そしてそれだけありません。
FINNEYで管理している仮想通貨は全てSIRIN LABSが保証してくれるとのことです!
これでデバイスの破損、水没等によってトークンを紛失するリスクを回避することができます。
SIRIN LABS共同創業者のZvika Landau氏は
「安全性において最高のユーザー体験を実現できる」
とコメントしていることからも期待できるスマートフォンとなっています!
デザイン
高級感のあるSIRIN LABS独自フォルムの光沢メタルフレームで、背面がゴリラガラスとなっています。
3D Gorilla Glassをデバイスの両面に採用し、マット加工の裏面3Dガラスカバーが使われています。
カメラ・センサー保護メタルシールドやスリムベゼルノッチディスプレイなど、幅広いニーズにマッチするようにデザインとなっています。
特徴
FINNEYの特徴としてGoogle公認のAndroidベースで、独自開発した4つの特別な機能があります。
・内臓コールドストレージウォレット
・マルチレイヤーの総合サイバーセキュリティスイート
・トークンコンバージョンサービス(TCS)
・マルチブロックチェーンDAppストア
上記の4つですが、具体的にこの機能について説明すると
「セーフスクリーン」をスライドさせるだけで、内臓された仮想通貨を保管できるコールドストレージウォレットが起動する独自のスライド機能があります。
これがこのFINNEYの1番の特徴で、安全なコールドウォレットを備えた世界初のスマートフォンになります。
そしてマルチレイヤーの総合サイバーセキュリティスイートとトークンコンバージョンサービスによって、マルチブロックチェーンDAppストアでアプリの購入や課金、送受金などを安全かつシームレスに行うことができる機能ということです。
SirinOS採用機器同士でスムーズに取引もでき、バッテリーは有線でシェア可能となっています。
簡単に書くと簡単なスマホの動作で安全に色んなことができる機能ってことです!
カメラ機能
FINNEYに興味を持つ人はブロックチェーン技術や仮想通貨に興味がある人だと思います。
だからあまりカメラ機能には興味がないとは思いますが・・・
念の為書いておきます(笑)
FINNEYのカメラ機能ですが下記のようになっています。
▼メインカメラ
・1200万画素
・広角 f/1.8
・超高速レーザーオートフォーカス
▼インカメラ
・800万画素
・広角 f/2.2
・シングルワイドセルフィー
iPhoneXが同じ1200万画素で、Xperia XZ Premiumが1920万画素ということを考えればカメラ機能は十分だと思います。
バッテリー
内臓コールドストレージウォレット以外に気になるとすれば私はバッテリーです。
スマホ全般的にバッテリーがなくなるのが早いのでここは重要です。
FINNEYのバッテリーは以下になっています。
3280mAhで充電時間は2時間で100%になります。
iPhoneXが2716mAhで、Xperia XZ Premiumが3230mAhということを考えればバッテリーも十分だと思います。
カラー
FINNEYは販売当初はPebble Grayのみですが、全部で3カラー発売されるそうです。
上の画像の3カラーです!
・Pebble Gray
・Moon White
・Coal Black
スペック詳細
FINNEYのその他のスペックも含めて全ての詳細は以下の通りとなっています。
▼プラットフォーム
・Qualcomm Snapdragon™ 845
・6GB RAM
・128GB ストレージ容量
・Android 8.1
・Google認証済み
▼内蔵コールドストレージウォレット
・セキュアハードウェアエレメント
・耐熱
・主要暗号通貨及びトークンをサポート
▼スマートフォンデザイン
・背面 Gorilla Glass
・メタルフレーム
・物理ボリュームキー
▼無線接続
・LTE CAT12. 3XCA supporting 23 bands
・GSM(第2世代携帯電話機の通信方式規約)
・CDMA200(第3世代移動通信システムの通信方式)
・UMTS(ヨーロッパの第三世代携帯電話規格)
・WiFi 802.11 a/b/g/n/ac 2×2 MIMO
・Bluetooth 5.0
・NFC (A) NFC (B)
・Nano-SIM
▼ディスプレイとタッチスクリーン
・6インチディスプレイ 18:9
・解像度402PPI
・NTSC比95%
・1500:1 コントラスト比率
・超低反射
・指紋センサー
▼バッテリー
・3280mAh
・充電時間:30分–50%、2時間–100%
FINNEY詳細
ここまではFINNEYの凄さをまとめてきましたが、ここではFINNEYの価格や発売日、予約方法などを説明します。
FINNEYの価格
FINNEYの価格は999ドルです。
日本円にして約11万円ぐらいの価格となっています。
iPhoneやXperiaシリーズと変わらない値段なので比較的買いやすい価格設定になってると思います。
FINNEYの発売日
FINNEYの発売日は今年11月に発売予定となっています。
SIRIN LABSは東京にFINNEYを購入できる店舗を作る予定なので、日本円でも購入することができるようになると思います。
2018年9月8日現在はプレオーダー中で、予約注文のみ受け付けています。
予約注文であれば1割引の899ドルで購入することができるので、約1万円ぐらい得することができます。
FINNEYの予約方法
FINNEYを予約する為には頭金に50SRNが必要になります。
SRN(シリン)は海外の取引所でBTCやETHを用いて購入が可能です。
SRNを購入できるおすすめの取引所はHuobi(フオビー)です。
Huobiであれば簡単に購入することができます。
▽Huobi(フオビー)の口座開設方法や本人確認、二段階認証設定を具体的に分かりやすく説明
上の仮想通貨.comでわかりやすく説明されているので、SRNの購入を考えている方は見てみて下さい。
50SRNの準備ができたらあとは簡単です。
予約方法をわかりやすくまとめたサイトがなかったので、自分なりに解説してみます(笑)
Finneyの予約方法のやり方
「FINNEY」の予約は、SIRIN LABS(シリン・ラブズ)の公式ページからできます。
公式ページへアクセスすると下の画面が表示されます!
公式ページに移動したら、画面右上にある「SHOP NOW」とあるのでクリックし、「FINNEY」のプレオーダー画面へいきましょう!
「FINNEY」の画面に移動したら、今度は左下にある「PRE ORDER NOW」をクリックします。
次の画面で、個人情報など予約に関する情報を入力していきます。
下へ移動すると、4つの項目があります。
まず大きな項目を簡単に説明すると
Personal information:個人情報
Order information:注文情報
Billing information:請求書住所
Shipping information:お届け先住所
こんな感じです。
英語ですし、入力する方法も日本スタイルとはちょっと違うので、1つずつ説明していきます!
▼Personal information:個人情報
1.性別
男性は「Mr.」
女性は「Ms.」
これでOKです。
他にも「Mrs.」「Dr.」「Prof.」もありますが、基本的には上の2つで問題無しです!
2.First name:名
「Yamada Taro(山田 太郎)」を例に出すと「Taro」がFirst nameです!
3.Last name:姓
「Yamada Taro(山田 太郎)」を例に出すと「Yamada(山田)」がLast nameです!
4.電話番号
電話番号を入力する時は、アメリカの国旗を日本国旗に変更して入力します!
5.Email address:メールアドレス
docomoなどのキャリアメールを使うと届かない可能性もあるので、ここはGmailなど利用することをオススメします!
▽記入例:山田太郎 090-1234-5678 dapps-info@mail.com
入力するとこんな感じに仕上がります!
▼Order information:注文情報
1.注文数
予約する「FINNEY」の台数を入力します!
2.Ethereum wallet address:イーサリアムのウォレットアドレス
予約に必要なSRNを送付するアドレスです!
すぐ下に「Do not send funds from an exchange account」とありますが
これは「取引所から資金を送金しないように」と書いてあります。
ですので、取引所で購入したSRNをマイイーサウォレットなどに送付し、そのアドレスを入力しましょう!
▽記入例:予約台数1 ウォレットアドレス
予約する台数が一台の場合は、こんな感じになります!
▼「Billing information:請求書住所」と「Shipping information:お届け先住所」
2つの入力項目は同じなのでまとめて説明します!
- Country:国
- City:都道府県と市区町村
- Zip code:郵便番号
- Address:市区町村以降の住所
- Company(optional):会社名(任意)
会社名を入力するところですが、optionalは任意という意味合いなので、入力しなくても問題ないです!
記入例:123-4567 東京都新宿区新宿1-2-3 新宿マンション1000号室
- Japna
- Shinjuku-ku, Tokyo
- 123-4567
- #1000 Shinjukumansyon, 1-2-3, Shinjuku
こんな感じになります!
ちなみに先に「Billing information:請求書住所」を入力すると思いますが
「Shipping information:お届け先住所」が同じ場合は、チェックを付けるだけでOKです!
チェックを付けると自動入力してくれます。
全部入力が終わったら、規約のチェックと認証のチェックを付けて「SUBMIT」をクリックします。
上の画面に切り替わります!
内容をざっくり説明すると
情報は正常に送信しました。
しかし予約注文は完了していません。
完了するには、メールに記載されたウォレットアドレスにSRNを送信してください。
こんな感じです!
そして、結構長めのメールが届きます(笑)
英文だとウォレットアドレスの場所が分かりづらいですよね(笑)
真ん中よりちょっとしたの赤で塗り潰しているところにあります!
このアドレスに50SRNを送信して予約手続きは完了です!
送信する時は、必ず注文の際に登録したアドレスから送信してください。
他のアドレスや取引所から送金した場合、予約できないのはもちろんですが、送信したSRNを失ってしまう可能性もあるので!
予約の手続きが終わったら、予約完了のメールが届きます。
注文数や自分のウォレットアドレスなど書かれたメールです。
メールには、名前や割引額が書かれたファイルも添付されています。
伝票のようなものですね!以上で予約完了です。
もう早く届いてほしくてウズウズしています(笑)
仮想通貨を保有している人はこの機会に、安全なコールドウォレットを備えた世界初のスマートフォンである「FINNEY」を予約してみましょう!
SIRIN LABSの公式情報
▼Twitter(日本公式)
▼テレグラム
▼vimeo
▼HP
まとめ
今年11月発売予定の世界初のブロックチェーンスマホ「FINNEY」の凄さをまとめてみましたが、少しでもFINNEYに興味を持ってもらえたら嬉しいです。
もちろんdAppsが今後世界を全て覆すとまで豪語したので私も予約しました!
手元に届いたらまた記事にしようかなって思っています。
あとはFINNEYがヒットしたらSRNの価格も上がるんじゃないのかな~
と甘い期待を込めて少し買っちゃいました(笑)
ちなみにSRNの現在のチャートはこんな感じです。
世界初のブロックチェーンスマホということで注目してる人は多いと思います。
他にもライトコイン(LTC)の生みの親であるチャーリー・リー氏がアドバイザーに就任した「HTC Exodus」
こちらも同じブロックチェーンを搭載スマートフォンを発売予定です。
今後色んな分野でdAppsが浸透していくことになると思いますが、できるだけ乗り遅れないように頑張ってついていこうと思います!
とにかくFINNEYが待ち遠しいです(笑)
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